「フーガ、インターリュード、フィナーレ」 ブルース・スターク ソロピアノ、約12分 Belle-Kane Publications ¥1500(税込) | Interlude Finale |
The U.S. premiere was given in 2007 by Anthony DeMare , and the work was featured in Keys To The Future, a contemporary piano music festival in New York City in 2008. | ![]() |
解説
「フーガ、インターリュード、フィナーレ」は、イギリス人ピアニスト、Seann Alderking氏に委嘱を受け2003年に書き上げた「ピアノ組曲」の中から、3つの楽章を選んだもので、日本では2005年に渚 智佳さんによって初演されています。
フーガ: ジャズ的なシンコペーションを用いたテーマに対位法的な手法を施し、途中にBACH のモチーフ(♭シ、ラ、ド、シ)も出現します。このモチーフはその後の楽章にも作用しています。4声の提示部の後は拡大、反転、ストレッタ等いくつかの対位法とピアニスティックな要素が混在しはじめ、曲の緊張感がピークに達した時、テーマの初めの4つの音は密集音であるクラスターとなります。
インタリュード: 一転して静かで物思いにふけっている様子で、心の内にある懐かしさや切なさを即興の様に表現しています。私が日本で長い年月を過ごしているせいか、この楽章は日本的だと言われた事もあります。
フィナーレ: 非常に技巧的でシンコペーションも激しく、最後の盛り上がりにふさわしい楽章でしょう。この楽章には主に2つのテーマがあります。ブルーズィーで攻撃的な第一のテーマは、フーガのテーマの一部を引用しています。対して 第二のテーマは、子供の様に無邪気に踊っている様子の、明るいものとなっています。.
ーブルース・スターク
